目次
質問に上手く答える心の準備①【フリーター=劣っているという考えを捨てる】
質問に上手く答える心の準備②【フリーター経験をポジティブに考える】
質問に上手く答える頭の準備【アルバイトと正社員の面接の違いを知る】
面接時に聞かれる質問その①【自己紹介】
面接時に聞かれる質問その②【なぜフリーターになったか】
面接時に聞かれる質問その③【なぜフリーターをやめようと思ったか】
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質問に上手く答える心の準備①【フリーター=劣っているという考えを捨てる】
まずは、事前にできるメンタル面の準備からご紹介します。
世間一般的に見ると、フリーターの社会的地位は高いとは言えません。しかし、就活に限って言えば一概にそうではありません。例えば、新卒の人であれば、ずっと学校に通い、多少のアルバイト経験はあるにせよ、学生という範疇でしか社会経験は積んでいない人がほとんどでしょう。
逆にフリーターの人は、学生の経験もあれば、〝フリーター〟という、新卒の人が経験した事がない形で社会に出ている人が多いと思います。結論としては、フリーターという経験だけでも貴重なものであって、そのメリットを堂々と説明する事で、充分武器になり得ます。フリーターだから・・・という劣等感を取り除く事が、何よりはじめにするべき準備でしょう。
質問に上手く答える心の準備②【フリーター経験をポジティブに考える】
フリーターという経験を武器にする為には、自分が積んできた経験をプラスのイメージを持って伝える必要があります。
例えば、「立ち仕事ばかりでしんどいバイトだった」と思うのではなく、「あれだけ毎日立っていられたから、自分ならオフィス勤務など座り仕事であれば体力的には余裕が持てるかも」などは勿論、本当にいい経験だと感じたものはそのままに、辛かったり嫌だった経験でも、少々無理矢理でもプラスに持っていくメンタルがあれば、面接官からの質問に対して明るく返せたり、就活自体のやる気に繋がってくるのではないでしょうか。
質問に上手く答える頭の準備【アルバイトと正社員の面接の違いを知る】
「面接」という括りで見れば、アルバイト採用も正社員採用も同じように感じるかも知れませんが、その目的は当然別物です。
アルバイト採用の目的は、一時的な労働力の確保である事がほとんどです。出勤希望日数が問題なく、少し感じよく接する事が出来れば合格する場合も、特に飲食チェーンのアルバイトなどではよくあります。しかし、企業の場合は、長期的に活躍できる、優秀な人材を求めています。
面接以前から、どのような人材が自社に不足しているかを割り出し、適切な人材を確保できるように綿密な計画を作ります。先方の会社をよく理解し、具体的に自分のどんな能力や経験が会社の為になるかを頭で整理した上で面接に挑むのがいいでしょう。
具体的にどのような質問がされるのか、次の項で例をあげてご紹介していきます。
面接時に聞かれる質問その①【自己紹介】
質問内容とその説明
「それでは自己紹介をしてください」
企業面接であれば定番ですが、自己紹介という形で序盤に自分をアピールする時間が与えられます。
回答例
ここでの注意点は、序盤であるということを加味して話しすぎないこと。
さらに、自分がフリーターであったということを盛り込んで話す、この2点を心掛けると良いでしょう。
「○○と申します。卒業後は○年間○○でアルバイトをし、、、(経歴)、、、こう言った経験を責任ある立場で生かしていきたいと考え、御社にご応募させていただきました。本日はよろしく御願い致します。」
面接時に聞かれる質問その②【なぜフリーターになったか】
質問内容とその説明
「あえてフリーターをしていた動機はなんですか?」
自己紹介の部分でアルバイト経験を盛り込むことで、なぜフリーターになったかを聞いてくる場合があります。様々な理由でフリーターをしていたかと思うので、それらを端的にまとめましょう。
回答例
「自分には○○という目標があり、それらに時間を使う為にフリーターをしていました、、、(経緯など)、、、今では自分の為に使ってきた時間や経験を、何かもっと有意義に生かしたいと考えております。」
面接時に聞かれる質問その③【なぜフリーターをやめようと思ったか】
質問内容とその説明
「このタイミングでアルバイトをやめようと思った理由を伺えますか?」
企業は長く働ける人材を求めている為、どのような意思決定をしてきたかを探ってきます。
具体的な事情や理由があればそれを説明すればいいですが、ここで注意しなければならないのが、ただ事実をさらけ出せばいいという訳ではありません。就活をしようと思ったきっかけの、ポジティブな面を伝える必要があります。
回答例
✖️「バンドが解散してしまって」
◯「メンバーで話しあい、それぞれの思う道に進もうと決め、自分は○○、、」
✖️「彼女と結婚する為にまずは定職に、、、」
◯「自分の経験を生かしながら、愛する人を養っていくことを考えた結果○○、、」