目次
オススメ資格と取得までにかかる時間
秘書技能検定
オススメ度 ☆☆☆☆
約30時間
理由
秘書技能検定とは公益財団法人実務技能検定協会が運営・実施する検定で、通称秘書検と呼ばれるものですが、決して秘書になるための資格ではありません。実際に秘書検定を持っていなくても秘書業務を行うことは可能です。
オススメの理由としては、テキストを購入すれば独学での取得も十分可能である事と、履歴書に書ける2級でも合格率が高い、そして、試験内容にビジネスマナーや一般常識に関する問いが含まれているからです。
秘書検定取得に向けて勉強する上で、社会人として働くマナーや知識が身につき、マナーを身につけた人間であるとアピールすることができます。世間にはフリーターに対してマイナスな偏見を持った人もいるので、資格を通して常識を身につけていると証明できるのは大きなアドバンテージになるでしょう。
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
オススメ度 ☆☆☆
1科目20〜80時間
理由
マイクロソフトオフィススペシャリストとは、マイクロソフト社が提供するビジネスソフト「Office」の技能習得を証明する資格です。文章作成に用いる「Word」、表計算に用いる「Excel」、プレゼン時などに便利な「PowerPoint」、メールソフトの「Outlook」それぞれを1科目として、計4科目に分けて資格が設定されている。取得にかかる時間に関しては、勉強に取り掛かる以前のPCスキルや、自宅のパソコンの有無などによって異なる為、人によっては簡単に合格することも可能なようです。
いかなる業務でも、パソコンに触れずに働く可能性はほぼゼロに近い昨今においては、取得しておいて損はない資格と言えるでしょう。
また、会社によってはMOSの有無が昇給に影響する場合もあるので、今後を見据えての取得もオススメです。
日商簿記検定
オススメ度 ☆☆☆
150〜250時間
理由
通称「簿記」と呼ばれる民間資格(公的資格)です。3級〜1級まであり、取得すれば何級を持っていても履歴書に書くことができます。
経理や財務系の資格ではありますが、社会における基本的なお金の流れや用語の習得に繋がるので、志望業種に限らず評価される、就活に於いては汎用性の高い資格と言えるでしょう。
また、人気の資格ということもあり参考書などが多数発行されている為、独学での取得を目指す際は自分に合ったものを見つけ易いのもオススメ理由として挙げられます。
普通自動車免許
オススメ度 ☆☆
57時間or60時間
理由
自動車の運転に必要な資格で、国家公安委員会警察庁交通局が発行している国家資格です。
座学、技能共に決められた時限数の受講が必須の為、教習所に通うか、短期取得を目指す合宿に申し込むことで取得が可能です。既出の3つの資格と違い、独学での取得がほぼ不可能なので、金銭面での負担がネックになりがちです。一般的には取得に際して20万円程度の用意が必要と言われています。
しかし、特に車に乗ることの無い職種であっても取得しておくと間違いなく有利となります。直接的な運転の技能は評価されずとも、車を運転できる程度のリスク管理能力があることは当然評価対象です。特に都心部では、運転免許所有者の数も比較的少ない為、他者との差別化に繋がる可能性もあります。
TOEIC(トーイック)
オススメ度 ☆☆
225時間〜700時間
理由
正式には「国際コミュニケーション英語能力テスト」という名称で、アメリカのNPOであるETSが主催する、英語を母国語としない者を対象としたテストのことです。
テストで獲得すた得点により英語能力を判断することができ、日本の就活に於いては、600点以上の実績があれば資格の項目に記入することが多い。特に英語を使った業種を希望していなければ無理に取得する必要は無いが、能力が得点で表される点ではアピールに繋がり易いと言えるでしょう。
また、TOEIC自体のブランド価値も相まって、取得までの努力を評価される資格です。
https://toiguru.jp/test-prep-schedule
今回はオススメの資格として5つを抜粋して紹介しましたが、当然、資格があれば就職できる訳ではありません。
しかしながら、「資格を取得した」という事実は、どの業種であれ確実に評価されます。今後の就活を見据えて、手頃なものからでも資格の取得に向けて時間を使ってみてはいかがでしょうか。