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正社員になりやすいフリーターの特徴
①フリーターの経験をポジティブに語れる
フリーターになった背景には、それぞれの人によって事情があると思います。芸人になりたい、音楽で成功したいなど夢に向かっての下積みとしてフリーターをされていた方や、惰性でフリーターをしていた方まで様々でしょう。 いずれにせよ、それらの人生経験をポジティブに語れることは、企業側から見た際の重要なポイントとなります。例えば、何も考えずに数年間過ごした人と、考えながら動いてきた人では今後の人生や社会人生活において考えながら動けるかどうかの点において大きく異なるものと予想できます。そもそも企業から見たフリーターとは、多くの場合はネガティブに映ります。それ覆すためには何かしらの意味づけが必要となるでしょう。
②何かに打ち込んできた経験がある
部活や趣味、勉強等なんでも良いですが、何かに打ち込んできた経験は企業からみて好印象に映ります。仮にそれが仕事と関係のない内容であっても、何かに向けて努力し、やりきるという経験は、社会人になった際も再現性があるものととらえられるためです。
③コミュニケーション力が高い
これはすべての仕事に精通しますが、やはり仕事はコミュニケーションが重要な場面が多いです。営業職などコミュニケーション自体が仕事となる場合はもちろんのこと、事務系やエンジニア等その他の職種においても、コミュニケーションは必要となります。 面接時にコミュニケーションが高いことをアピールできれば、正社員採用の可能性は高まることでしょう。アピール方法としては面接時の質問のやり取りや逆質問等がありますが、こちらは別の記事でご紹介できればと思います。
④計算能力の高さ
地頭の良さとも言い換えられますが、頭の回転が速い、考える力が強い人はどの職種においても貴重な人材です。例えば、自身の経験の中で数値を使ったもの、頭を使ったものをエピソードとして話すことができればアピールにつながります。その他にも、話の中で適切なスピードでコミュニケーションが続けられたり、難しいお題に対して深く考えられたりすることをアピールできると良いかもしれません。
⑤学歴(中高も含む)
これを言うと元も子もありませんが、学歴があると当然有利です。必ずしも大学卒である必要はありませんが、中高の学校が名門・偏差値の高い学校であれば、高校卒業以降の学歴が輝かしいものではなくても評価されます。 実際、某東証一部上場企業の人事担当者によると、新卒の採用においても大学よりも高校の学歴を重視するという担当者もいるほどです。中高までの学歴は、純粋な地頭やキャラクターを測るためにちょうどいいためそのような見方となるようです。