フリーターから正社員へ通過率を上げる履歴書の書き方のポイント

最終更新日:2024/10/21

 

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目次

履歴書の目的

そもそもなぜ履歴書を提出するかというところですが、学歴や職歴など、その人の状況をみて選考の参考にするという点と、その人がどういう文字で、大きさで、レイアウトで記入しているか等からわかる、その人の性格や人となりが判断材料にもなるからです。 企業によっては、専用のエントリーシートが用意されている場合もありますが、面接官が知りたい部分は同じです。担当に対して自分はどのような印象をあたえたいか、事前にイメージしながら記入するとよいでしょう。

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    学歴の書き方

    まずは学歴の書き方からご紹介します。 基本的には義務教育以降、高校入学から最終学歴までを書く事が一般的です。 しかし、地域に根付いた企業で同郷の人が多く働く様な会社を目指す場合は、義務教育から記載することがアピールに繋がる場合もあるので、希望する会社に応じて書き分けるのが適切かと思われます。    

    職歴の書き方

    一度正社員として働いた経験がある方は、入社時期と退社時期を会社名の並びに書きましょう。退社の欄には「一身上の都合により退社」と記入するのが一般的です。 そこからフリーターとして働き始めた時期、退社時期をそれぞれ書き込みます。 会社名の隣には「アルバイト入社・退社」と記入しましょう。派遣社員として働いていた場合は「派遣社員として就業開始」「派遣期間満了により退社」と書くと良いでしょう。ここで注意したいのは、特に退社理由などを細かく書かないことです。あくまでも経歴の項目なので、端的に纏める事を心掛けましょう。    

    写真

    写真は撮り方によって相手に与える印象が大きく異なってきます。 一番いいのはフォトスタジオに依頼をして、プロのカメラマンに撮影してもらうのをお勧めします。 特に新卒と同じ土俵で就活をする場合、その多くがプロの手で撮影された写真を提出しますので、数千円の負担ではありますが、そこで差がつかないように出来るだけプロの力を借りるのがいいでしょう。 しかし、どうしても時間や予算の都合でフォトスタジオでの撮影が難しい場合もあるかと思います。そんな時は証明写真の機械を使って撮影しましょう。服装は職種にもよりますが、基本はスーツを着用し、笑顔ですが歯は見せないように、正面を向いて写るようにしましょう。 また、背景を青色にすることで被写体と背景が分離され、顔をはっきり認識することが出来るので、背景選択の出来る機種で撮影した場合は、一工夫加えてみるのも良いと思います。添付する際の注意としては、もし剥がれてしまった時のために裏面に名前を書いて貼り付けましょう。細かいことですが、そこで差がつかないように徹底しましょう。

    免許資格

    次は資格を書く際のポイントをご紹介します。まず取得した時系列で記入するようにしましょう。また、略語は絶対にNGです。 自動車免許であれば普通自動車第一種運転免許」のように必ず正式名称で記入しましょう。ここで一番難しいのが、どこまで書けば良いのか。 判断基準としては「国家資格・語学資格・自動車運転資格・パソコンスキル資格」この4つを書くのが基本です。漢検や英検のように級が設定されているものに関しては2級または準2級を持っているかどうかを基準にしましょう。 語学資格であれば、TOEICだと600点以上が基準になります。それ以外の資格に関しては、「特技」の項目に書くことでアピールに繋がります。 また、取得を目指して勉強中の資格があれば、「○○取得に向け勉強中」や試験日が決まっていれば「○○年○○月に取得予定」と記入するのも良いでしょう。  

    志望動機

    履歴書の項目の中で、一番自分をアピール出来る項目がこの「志望動機」です。ポイントを押さえて書くことで選考を通過する確率は大きく上がりますが、内容や単語選びによっては、マイナスな印象を与えてしまうこともありますので、まずはNGからまとめていきます。  
     
    ●「待遇が良い」は基本NG  
    給与や福利厚生などを理由にすると、待遇だけで選んでいると思われる可能性があるのでNGです。  
    ●抽象的な理由はNG  
    「自分の経験を活かせる」などのような、抽象的な言葉選びでは、その企業を目指す動機としては不純です。     では具体的にどのように書けば良いのかご紹介しましょう。  
    ●志望している企業を研究する  
    自分が入りたい会社がどういう業種なのか、同業種の中の立ち位置、企業理念など総体的に調べるところから始めましょう。  
    ●企業の業種や特徴と、自分が今まで経験したことやスキルを重ねる  
    志望している会社を研究すると、自分の経験と合致する部分や、スキルを活かせるポイントが見えてくると思います。 飲食のアルバイトから、企業の営業職を目指す場合であれば 「私がアルバイトをしていた○○という飲食店は、とにかく明るくハキハキと接客をし、尚且つ高いレベルでお客様に満足いただく対応が求められる職場でした。そこで得た、明るく楽しく働くという経験は、御社の社風にも通ずるかと思いますし、営業という業種であれば、接客業で身につけた礼儀や会話力を生かせるのではないかと思い、御社を志望するに至りました。」 というように、企業と自分の共通点を見つけるような感覚で書くことが近道ではないでしょうか。  

    本人希望欄

    複数の職種を募集している場合は自分の希望の職種を書きます。また、止むを得ず勤務時間を指定する場合もこの項目に記入します。 すぐに今のアルバイトなどを辞められない場合は「現職の引き継ぎのため、就業は○月から可能です」というように記入しましょう。 給与や待遇に関しての希望は当然NGです。     このようにポイントを押さえて書くことで、フリーターであっても充分に正社員を目指すことができます。 もちろん以上でご紹介した内容はとても重要ですが、一番のポイントは、フリーターであることを強みとして捉えることです。 当たり前ですが、フリーターはフリーターでしか経験できない時間を過ごしています。それを如何にプラスに捉えて、相手に伝えられるかが、最も重要ではないでしょうか。

     

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